海外旅行の際の予防接種

海外旅行に行く際の予防接種には、主に2つの理由があります。1つは、入国時などに予防接種を要求する国や地域がある為。もう1つは、海外で感染症にかからないようにするためです。海外に行く際に受けるべき予防接種はどのようなものなのでしょうか。

日本における予防接種の備蓄量について

日本に限らず先進国では、ある程度の量の予防接種を備蓄しています。
これはもしもの時のために、国民に対して行う予防接種で、国のお金によって購入されたものです。
ですから、元は税金ですので、国民自身が購入したものと考えることもできます。
そのため、感染症などの流行が予想された際には、こうした備蓄されたものを使用して、予防接種をすることになります。
もしも、こういった備蓄を行っていなければ、日本でも何らかの感染症が大流行してしまうケースもあり得るのです。
実際、過去には日本でも、いくつかの感染症が大流行したこともあります。
そういった経験も踏まえ、国は予防接種の備蓄に力を入れているのです。
例えば、インフルエンザなどが大流行する兆しがあったとしたら、国民のほとんどが予防接種を受けたいと希望するものです。
そうしたケースでは、備蓄を行っていないと、全員に予防接種を行き渡らせることは不可能といえます。
そうなると、医療現場には患者さんが殺到して、大混乱になることも予想されることでしょう。
ですから、予防接種を日本が国として備蓄することは、非常に重要なことといえるのです。
もちろん、一度流行が起こってしまったら、予防接種を受けても、その病気を治すことはできません。
発症してしまった病気は、予防薬とはまた違った薬剤によって治さなければならないからです。
ですので、予防薬も重要ですが同じくらい治療薬も重要であるともいえます。
日本という国では、そうした治療薬も感染症の流行時にはどれくらい必要になるかも計算しています。
とにかく、国民の多くが感染症にかかってしまうような事態だけは絶対に避けなければなりません。
そのためにできることを事前にやっておくのが国の仕事でもあります。